迷ったときに確かめる
少額研究費:同じ研究を複数制度へ応募できますか
複数の助成へ応募することと、採択後に同時利用することは別です。双方の募集条件と対象研究の重なりを確認し、必要な申告を行います。
こんな方に少額の研究助成を探し、応募や採択後の手続を進める研究者
応募制限と受給制限を分ける
同時応募が不可なのか、同じ研究への重複助成が不可なのか、採択後に一方を辞退すればよいのかを読み分けます。研究題名を少し変えても、実施内容と費用が同じなら別研究とは限りません。制度名、目的、作業、期間、申請額を並べて確認します。
費用の重なりを具体化する
同じ資料購入や同じ旅費を、二つの助成へそれぞれ全額請求する計画にはしません。研究内容が関連していても、支援対象の作業が明確に分かれる場合は、その関係を説明して可否を照会します。日本高専・大学支援財団の2026年度要領と笹川の2027年度要項では併用条件が異なります。
具体例
架空例:Aへ資料利用費、Bへ追加調査費を申請。費用は分かれていても研究内容の重複制限がないか、双方へ確認する。
採択順が違っても更新する
先に一つ採択された時点で、応募中の制度へ知らせる必要があるか確認します。申請書の他資金欄は、応募時点の状況を正確に記載し、採否確定後の更新方法も確認します。
一方の窓口が認めても、他方の条件まで満たしたことにはなりません。両制度と受入機関の回答をそろえ、費用の割当てを記録します。不明なまま二つの財源へ発注や請求を進めないようにします。
参照資料と確認範囲
以下は制度・用語・公式の取扱いを確認した資料です。作業手順、比較の視点、記入例は当サイトの編集提案です。個別の契約・施設・製品には、その条件を確認して適用してください。
- 日本科学協会 2027年度笹川科学研究助成 学術研究部門募集要項 ↗
確認日 2026-10-29 / 2027年度学術研究部門の応募資格の基準日、学年区分、推薦、重複助成条件、研究期間を確認。募集は2026年10月15日締切で終了。対象や例外はこの募集回だけ。 - 日本高専・大学支援財団 2026年度研究助成 ↗
確認日 2026-10-29 / 2026年度募集と2027年度研究期間の区別、常勤等の対象条件、機関口座、報告、謝辞を確認。2026年9月30日締切で終了。併用や間接経費の条件を他制度へ転用しない。

